循環器内科医 募集要項

名古屋市における循環器専門病院として、急性心筋梗塞、重症弁膜症、致死性不整脈、心不全などの循環器救急医療を24時間受け入れており、近隣の総合病院や大学病院からの紹介例も豊富です。
豊橋ハートセンター、岐阜ハートセンターと同じグループで、人事交流もあります。

ベッド数は HCU 8床を含む64床で、カテ室はハイブリッド室を含む４室です。
周辺機器は、IVUS 5台、OCT 2台、FFR 5台、ローター 1台、ダイアモンドバック 1台、クロッサー 1台、不整脈関連ではCARTO 1台、RHYTHMIA 1台、Ensite 1台、クライオシステム 2台、EP 2台、補助循環では IABP 3台、PCPS 2台、インペラ 2台、ECMO 2台と豊富です。
その他に、128列CT 1台、1.5テスラMRI 1台、心エコー 13台を保有しています。

当循環器内科は、①虚血性心疾患、②弁膜症など、③不整脈治療が３本の柱です。
経皮的冠動脈形成術は年間650件、経皮的末梢血管形成術220件、カテーテルアブレーション530件、ペスメーカー植え込み（ICD, CRT含む）100件、経カテーテル大動脈弁留置術（TAVI）160件のほか、経皮的僧帽弁形成術（マイトラクリップ）40件、経皮的左心耳閉鎖術（LAAC）20件、ASD閉鎖術などを幅広く行っています。

指導体制は確立しており、多くの症例、高度な技術、幅広い経験が得られます。
特定の分野に特化することも、複数の分野を兼ねることも可能です。
また、若手の医師が各分野の術者を主体的に行えるよう促進しています。
ちなみに、虚血志向の若手医師の昨年度の第一術者実績は PCI 210件，CAG 170件，EVT 10件で、弁膜症など志向の若手医師の場合はTAVI 30件，PCI 40件,CAG 30件です。
一方、一定のキャリアのある方も受け入れており、海外からの応募も可能です。
また、循環器画像に興味のある方も求めています。
医局の雰囲気は良好で、コメディカルも充実しているため、気持ちよく仕事が出来ます。

当院は臨床研究、論文発表、学会発表も積極的に行っており、海外の学会参加もバックアップします。
社会人大学院生として博士号を取得するための連携も構築しています。
また、日本循環器学会専門医研修病院、日本心血管インターベンション学会認定施設、日本不整脈心電学会不整脈専門医研修施設、マイトラクリップトレーニング施設でもあり、経カテーテル心臓弁治療学会（JTVT）によるTAVI指導医が複数育っています。