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減塩でもおいしいメニューの紹介

11月に入り、そろそろかぶが出回る季節になりました。 今月の料理は「かぶら蒸し」。かぶら蒸しを作ったことのない方でも大丈夫! 簡単で手早く電子レンジを使っての作り方をご紹介します。

Cook by 瀬木晶子(管理栄養士)
2012年11月のレシピ「かぶら蒸し」
2012年11月1日
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かぶは根と葉の栄養が違う野菜です

かぶは根と葉の栄養が違う野菜です。根は淡色野菜でビタミンC を多く含み、デンプン消化酵素のアミラーゼを含んでいます。
アミラーゼは胃の不快感やむかつきを除去し、整腸作用があります。
葉は緑黄色野菜でビタミンC の他、カロチン、鉄、カリウムを豊富に含み、がんの予防効果があります。
さらに、かぶには体を温める効果がありますので、これから寒くなる季節にはもってこいの食材です。

材料(2人分)

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2切れ
大さじ1
かぶ(小ぶりな物) 1個
卵白 1個分
砂糖 ひとつまみ
銀杏 6粒
人参 4枚
しめじ 1/4株
みつば 適量
出し汁 200cc
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
片栗粉 大さじ1

作り方

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①鱈はしばらくお酒に浸ける。
しめじは軸をとってほぐす。
銀杏は殻を割って薄皮を取る。
人参は薄めに切る(今回はねじり梅に飾り切りしてみました)
みつばは2~3㎝に切る(今回は結びみつばにしてみました)

ポイント〜

鱈をお酒に浸けることで臭みをとり、さらに風味をつけて減塩効果

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②かぶは厚めに皮をむき、おろし金ですりおろす。
ざるなどに入れておくと、余分な水分が切れる。

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③卵白を泡立てる。
砂糖をひとつまみ加えて混ぜるとメレンゲが安定する。

ポイント〜

塩の代わりに砂糖ひとつまみを入れて減塩効果

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④すりおろしたかぶとメレンゲを混ぜ合わせる。
箸で混ぜると泡を崩さず均一に混ざる。

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⑤器に鱈を入れ、その上にかぶらをふんわりかけ、しめじ、銀杏、人参、みつばを添える。
ラップして電子レンジで5分程度加熱する。
あまり長く加熱するとメレンゲが吹いてくるので注意する。
もちろん蒸し器で蒸してもOK

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⑥だし汁にみりんと醤油を加えてひと煮立ちさせる。
同量の水(片栗粉大さじ1に対して水も大さじ1)で溶いた片栗粉を加えてとろみを付ける。
蒸し上がった具材にあんをかけてできあがり。

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