当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
1.入院基本料について
当院は、急性期一般入院料を算定しています。入院患者7人に対し1人以上の看護職員を配置しています。なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なります。実際の看護配置につきましては、院内フロアーに詳細を掲示していますのでご参照ください。また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しています。
2.入院診療計画について
当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししています。
3.院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について
当院は、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしています。
4.明細書発行体制について
医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しています。明細書には、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されています。なお、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
5.施設基準等について
詳細は、病院概要の「施設基準届出一覧」をご参照ください。
6.入院時食事療養費(Ⅰ)について
当院は、食事療養の基準に係る届出をおこなっています。入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っています。療養のための食事は、管理栄養士の管理の下に適時(朝食 8時、昼食 12時、夕食 18時)適温で提供しています。
7.保険外負担に関する事項について
個室使用料、証明書・診断書料などにつきまして、実費のご負担をお願いしています。詳細については、別添の「保険外負担一覧表」をご参照ください。
8.施設基準に係る手術の実績について(令和5年1月~12月)
別添の「施設基準 手術通則第5号、第6号実績」をご参照下さい。
9.禁煙外来(ニコチン依存症管理料)について
当院はニコチン依存症管理料の届出を行っており、禁煙の為の治療的サポートをする禁煙外来を行っています。
10.院内トリアージ実施料の算定について
当院は、夜間、休日または深夜に、受診された初診の患者さん(救急車等で緊急に搬送された方を除く)に対して、緊急性について判断をした場合、診療にかかる料金に「院内トリアージ実施料」を算定しています。原則来院順に診察を行いますが、症状の緊急度・重症度等に応じて、優先的に診療を行う事があります。
11.入退院支援(入退院支援加算、入院時支援加算)について
患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間の連携を推進し退院の支援を実施しています。詳細については、院内フロアーに掲示していますのでご参照ください。
12.患者相談窓口(患者サポート体制充実加算)について
当院では、患者さんからのあらゆる相談に幅広く対応するための医療相談窓口を設置しています。相談窓口担当者がお話をうかがい、院内の各部署や院外の医療・介護関係者と連絡を取り合い、問題解決に向けて対応させていただきます。ご相談は、患者さん、ご家族等どなたでも可能です。また相談されたことにより不利益を受ける事はなく、プライバシーの保護を遵守します。
13. 医師事務作業補助体制加算について
外来及び病棟に医師事務作業補助者を配置し、病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に取り組んでいます。
14.病院職員等の負担の軽減及び処遇の改善について
当院では、下記項目を含めた病院職員等の負担の軽減及び処遇の改善に向けたさまざまな取り組みを実施しています。
- 医師と医療関係職種における役割分担に対する取組み
- 医療関係職種と事務職員等における役割分担に対する取組み
- 医師の負担軽減に対する取組み
- 看護職員の負担軽減に関する取組み
- 外来診療の適正化の取組み(紹介・逆紹介の推進、地域連携の強化)
- 処遇改善(保育所の設置、当直等勤務体制の見直し、有給休暇の利用促進)
15.医療DX推進体制の整備について
医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認や電子処方箋のデータ等から取得する情報を活用して診療を行っています。 医療DX推進体制整備について以下の通り対応しています。
- オンライン請求
- オンライン資格確認を行う体制
- オンライン資格確認を利用して取得した診療情報等を診察室で閲覧又は活用できる体制
- マイナ保険証の利用促進
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16. 栄養サポートチーム加算について
多職種からなる栄養サポートチームが、栄養障害のある患者さんや栄養管理が必要な患者さんに対し、生活の質向上、原疾患の治癒促進および感染症等の合併症予防等を目的として診療を行っています。
17.病棟薬剤業務実施加算について
当院では、専任の薬剤師が病棟薬剤業務を行っています。
18.一般名処方について
特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(有効成分の名称で記載して処方する事)を行っています。医薬品の供給が不安定な状況を踏まえ、適切な提供に資する取組みです。「一般名処方」で記載された処方箋では、有効成分が同一である医薬品が複数あれば、先発医薬品でも後発医薬品でも薬剤師と相談して選ぶ事ができます。
19.生活習慣病管理料(Ⅰ)(Ⅱ)について
令和6年6月1日から高血圧、脂質異常症、糖尿病のいずれかを主病名とする患者さんで、「特定疾患管理料」を算定されていた方は生活習慣病管理料へと移行します。
患者さんには個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した療養計画書に署名をいただく必要がありますのでご協力をお願いします。
当院では患者さんの状態に応じ、28日以上の長期の処方、リフィル処方箋の発行のいずれの対応も可能です。
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20.後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について
令和6年10月から後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただきます。 特別の料金とは、先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1の料金の事を言います。例えば、先発医薬品の価格が1錠100円、後発医薬品の価格が1錠60円の場合、差額の40円の4分の1である10円を、通常の1~3割とは別の料金としてお支払いいただきます。また特別の料金は課税対象であるため、消費税分を加えてお支払いいただきます。
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21.その他
当院は、個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責任と考えます。個人情報保護に関する方針を定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、これまで以上に個人情報保護に努めます。
当院では、屋内外を問わず、「病院敷地内全面禁煙」となっています。ご理解とご協力をお願いします。