7月です。気温が急激に上昇し、多汗になりバテやすい時期に突入しました。そして同時にビールなどのお酒がおいしい季節にもなりました。 ちまたでもビアガーデンのシーズンだったりして、飲む量が増えるのではないでしょうか。それに伴い必然的に食べる量も増えると、味の濃いお酒のつまみはどうしても塩分の過剰摂取につながります。
そこで今回は番外編として、お酒のつまみの定番「枝豆」の減塩だけどおいしい!茹で方をご紹介します。
食事以外の間食やつまみで摂る塩分もあなどれません。少しブレイクしながら、脇役だけどなくてはならない存在の、つまみの減塩調理も取り入れてみてください。
豆と野菜の良いとこ取りの枝豆で、効能の相乗効果を期待しましょう。
枝豆は大豆が成熟する前に収穫される未熟豆なので、豆と野菜の両方の栄養素を含んだ緑黄色野菜です。主にたんぱく質、ビタミンB1、B2、鉄分、カリウム、食物繊維が豊富で、大豆にはないビタミンA、ビタミンCも含まれています。
特に注目したいのが、枝豆のたんぱく質に含まれるメチオニンですが、ビタミンB1やビタミンCと共にアルコールを分解し、 肝臓の働きを助けてくれるので、飲み過ぎや二日酔いの改善に効果が期待できます。また、カリウムが体内のナトリウムを排泄し、水分を調節したりむくみを解消してくれます。
こういった理由から、ビールなどのお酒のお供の代名詞である枝豆は、とても理にかなったつまみなのです。
● 材料(二人分)
枝豆 | 200g |
塩 | 大さじ1(15g) |
水 | 1ℓ |
1.5%の塩分濃度です |
● 作り方
☆枝豆の処理をします☆
枝豆を擦り合わせて、表面のうぶ毛を除くように洗います。
枝豆の両端をキッチンバサミで切ります。
ポイント〜
両端を切ることで塩水がしみ込みやすくなります。
☆茹でます☆
水1ℓと塩大さじ1(15g)を計量し沸騰させます。
沸騰した塩水で3分~5分ほど硬めに茹でます。
ポイント〜
水と塩は必ず計量します。
☆浸します☆
火を止めて10分ほど浸したままにします。
ポイント〜
しばらく浸し塩水をしみ込ませます。(このために硬めに茹でるのです。)
☆冷まします☆
茹であがったらざるに上げ、水にさらさず粗熱をとります。
ポイント~
水にさらすと水っぽくなるので、自然に冷まします。
☆盛り付けます☆
器に盛り付けて召し上がれ!
ポイント~
くれぐれも最後に塩を振らないように…