6月に入り梅雨の季節に入りました。湿度も上がり気温も急激に上昇する状況から、食中毒が発生しやすくなっています。
食べ物の取り扱いや保存などには、じゅうぶん配慮してください。
何かと不安定な天候が続く6月、今月は18日(火)に栄養教室を行いました。
おかげ様でこの日は梅雨にもかかわらず天候にも恵まれ、たくさんの方に参加していただきました。
今月の栄養教室のテーマは「糖尿病の食事」でした。特に今回は基礎編として基本的な内容を取り上げ、まずは 糖尿病という疾患を知ってもらおう。というのが目的です。
最初に循環器内科医の鈴木先生より、糖尿病が循環器機能に及ぼす影響を分かりやすく説明していただきました。
次いで、私たち栄養士からの説明です。
誰しもが知っている糖尿病ですが、当たり前に耳にする故に病状や症状を聞かれても、なぜそうなってしまったか。なぜそうなっていくのか。という原因を知らない方が多いのが現状です。そこで、糖尿病はどのような疾患かを理解していただいたうえで、食事療法や運動療法の必要性を伝えました。
食生活によって大きな影響をうける糖尿病の食事療法の基本は、「食べる量」「食べる質(内容)」「食べ方」を改善することにあります。まさに糖尿病が生活習慣病といわれる由縁でもあります。
そういったことをふまえ、食事の摂り方のポイントを説明し、それと並行して運動による相乗効果も話しました。
最後に試食をしていただきました。
今月のメニューは、「鶏肉の酒蒸し」「こんにゃくのピリ辛炒め」「豆腐クッキー」です。
どれも糖尿病に強い味方の食材を使用して、ローカロリーに仕上げました。
そして、試食の時間を利用して質疑応答です。今回も様々な質問や意見をいただきました。
試食
今回は栄養教室に多数ご参加いただき、本当にありがとうございました。
次回は「糖尿病の食事~応用編~」も予定しておりますので、またのご参加をお待ちしております。