8月6日(火)14時よりハートホールにて、栄養教室を行いました。
8月になり、厳しい暑さのため体調を崩している方も多いのではないでしょうか?そんなわけで8月の栄養教室のテーマは、“夏バテ対策”でした。
夏バテになると食欲不振に陥り十分な栄養が摂れず、体力低下・免疫力低下になり、それがもとで重い病になるケースがあります。今後、夏本番に向け、夏バテにならないように、食生活で何を気をつければよいのかを取り上げました。
栄養教室の初めに、当院の循環器内科医の村田先生より夏バテのメカニズムを分かりやすく説明していただきました。
次に栄養士の方から、スライドを使用して夏バテ対策について説明しました。
話の内容は、夏バテの原因・対策です。夏バテの原因は大きく分けて3つあり、“自律神経の不調”“水分不足”“胃腸の働きの低下”に絞られます。3つの原因に対して、食生活で気を付けてほしいことやなるべく摂ってほしい栄養素、またそれら栄養素が多く入っている食品について説明しました。
さらに今回、三和化学研究所さんからも水分補給について詳しく、説明していただきました。夏に水分不足にならないために、まめな水分補給が大事だと言うことは、皆さんもご存じだと思いますが、改めて分かりやすく解説していただきました。そして水分補給に適している商品の提供・試飲もしていただき盛況となりました。
説明後に、試食をしていただきました。今回の試食は、夏バテ対策をテーマに3品用意しました。“豚肉の生姜風味焼き(トマト添え)”、“スタミナ素麺”、“レバーの味噌炒め”です。今回の試食品全てに豚肉を入れました。理由は、豚肉には夏バテ対策によいビタミンB1が、豊富だからです。試食の感想で、とても美味しいと言う意見が大変多く、うれしく思いました。また試食中、参加者の方からたくさん質問をいただき、今後の栄養教室の参考にしたいと思いました。
大雨だったにも関わらず参加していただいた方、本当にありがとうございました。
夏バテ対策の試食品です。