栄養教室
第11回 栄養教室「糖尿病の食事」を行いました (2013.11.19)

暦で霜月といわれる11月に入り、寒さも本格的になってきました。
紅葉も見頃な11月は、景色だけでなく秋の味覚も豊富でまさに食欲の秋。ご存じのとおり、過食や暴飲暴食は生活習慣病の引き金になります。

その生活習慣病の代表といえば糖尿病が挙げられますが、11月14日は世界糖尿病デーでした。
現在では、糖尿病は世界人口の約5~6%となる2憶4600万人が抱える疾患で、糖尿病が原因の合併症などで年間380万人の方が死亡しています。これは、10秒に1人が命を奪われているという計算になり、糖尿病がいかに自分たちの生活に身近なのか垣間見ることができます。

そこで今月の栄養教室のテーマも「糖尿病の食事」とし、糖尿病という疾患を通じて正しい食生活や生活習慣の大切さを知ってもらおうという事を目的としました。

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最初に循環器内科医の松田先生より挨拶していただき、糖尿病は診断されてから症状が良くなっても完治はしない疾患であること、薬を服用すれば血糖値などのデーター上の数値は下がりはするが、根本的に改善しなければいけないのは食事と運動であることを話していただきました。

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次いで栄養士からの説明に入りました。

糖尿病はよく耳にし、とても身近な疾患ですが、実はどんな病気であるかを知らない方が意外に多くおられます。そこで、まず糖尿病とはどんな疾患であるか、血糖値の上がるメカニズムやインスリンの作用など基礎的なことを話し、それには食事がどのように関与しているかを説明しました。

糖尿病の食事療法というと、制限がたくさんあるイメージですが、食事そのものの制限というよりは、食べる物の内容や食べ方、食べる量を見直すことにあります。あまり難しく考えず、自分自身の食生活を振り返って改善点を見つけていくことがポイントです。

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続いて三和化学さんより、糖尿病についてのミニレクチャーをしていただき、血糖値を上げにくいとされる特殊食品の紹介および説明もしていただきました。なお、商品の詳細は三和化学研究所さんのホームページをご覧ください。

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最後は試食の時間です。
今月のメニューは、三和化学さんの商品のスローライスを使ったチャーハン、低カロリー甘味料(マービー)を使った酢の物、ローカロリーに仕上げた豆腐の肉巻きソテーです。

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会場にはフードモデルを展示していたので、参加者の方も手に取ったり、いろいろ質問されたりと、和やかで有意義な時間となりました。

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今月も栄養教室に多数ご参加していただきありがとうございました。来月で栄養教室が始まってからちょうど1年が経ちます。ひとえに参加者の方や業者の方のご協力があってこそです。ありがとうございました。

感謝の言葉を申し上げるとともに、今後ともよろしくお願い致します。

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