7月入り、夏本番をむかえ、暑さの影響で食欲が低下する時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。しっかりとスタミナをつける為にも、食事は3食摂りましょう。
今回の栄養教室は「糖尿病の食事」として、7月17日(木)に開催しました。5月の栄養教室も同じテーマでしたが、その時参加することができなかった方のためにも、再び「糖尿病の食事」をとりあげました。
栄養教室の初めに、血管外科医の大場先生より動脈硬化の原因について丁寧に説明してい頂きました。
動脈硬化の原因は幾つかありますが、主な原因として高血圧、喫煙、脂質異常症そして糖尿病がある。と言った内容でした。糖尿病は食事療法がいかに大切かということを、説明くださいました。
大場先生の話の次に、スライドを使用して管理栄養士から糖尿病の症状・原因・治療方法を話し、食事療法について詳しく説明しました。糖尿病の食事療法では、主に食品交換表を用いますが、5月の栄養教室に引き続き、この使い方をより一層詳しく説明しました。
糖尿病の食事で大切なのは、“食事の量”“食事の質”です。“食事の量”とは1日の必要エネルギー量を適切に摂取することであり、“食事の質”とはたんぱく質・脂質・炭水化物をバランスよく摂取すると言う事です。しかし、実際にエネルギー量を計算するという事は、大切だと思いながらも難しいことでもあります。
そこで食品交換表を用いることにより、“食事の量”や“食事の質”を理解しながら計算することができるので、結果的に必要エネルギーを守り、なおかつバランスのよい食事へとつながります。
なるべく適正エネルギー摂取に心がけ、バランスのよい食事で腹八分を日々目指してほしいと思います。
今回は高血糖対策ということで、三和化学研究所さんから商品の提供をして頂き、簡単な解説をしていただきました。なお、商品の詳細は三和化学研究所のホームページをご覧ください。
今回の試食は2品用意しました。「ゴーヤーチャンプル」と「パプリカの焼きマリネ」です。
試食
エネルギー81kcal
塩分:0.8g
エネルギー24kcal
塩分:0.1g
今回参加していただいたみなさま、大変暑い中お越しいくださいまして本当にありがとうございました。
次回8月の栄養教室はこれから夏本番にむけて、「夏バテ対策」をテーマに開催します。予約不要で、無料で参加できますので、たくさんの方のお越しをお待ちしております。