9月17日(木)に栄養教室「腎臓病の食事」を開催しました。
初めに、名古屋ハートセンター副院長の太田壽城先生より、腎臓病について分かり易く説明して頂きました。 その内容として、「腎臓には様々な働きがあり、機能が低下すると身体に悪影響を及ぼします。腎機能を正常に保つ又は低下を抑制する方法として、個々にあった適正な食事を摂ることが大切である。」といったお話でした。
次に、管理栄養士の方から「腎臓病の食事」ついてスライドを用いて説明しました。
腎臓病は、一度機能が低下すると回復が困難な疾患です。また、重度の腎臓病になると、人口透析が必要となる場合があり、社会活動の場が低下します。しかし腎臓病は早期からの治療で、機能低下を抑制でき、人工透析を遅らせたり、あるいは阻止することが可能です。
腎臓病の注意点は幾つかありますが、最も重要なもののひとつに食事管理があります。食事管理の基本は、塩分制限・たんぱく質摂取のコントロール・適正なエネルギー摂取で、進行状態によって、カリウム制限・リン制限もあります。今回の栄養教室では、これらの内容を中心に食生活の注意点を話しました。
(株)三和化学研究所さんやキッセイ薬品工業(株)さんからは、何点かサンプルを提供して頂きました。商品の詳細は(株)三和化学研究所さんやキッセイ薬品工業(株)さんのホームページをご覧ください。
今回の試食は、3品用意しました。「低たんぱく米のちらし寿司」「低たんぱくパン」「エネビットゼリー」です。
試食
「低たんぱくパン」
「エネビットゼリー」
今回参加していただいたみなさま、本当にありがとうございました。
次回10月の栄養教室は、「減塩のコツ」をテーマに開催します。予約不要で、無料で参加できますので、たくさんの方のお越しをお待ちしております。