第45回 栄養教室「脂質異常症の方へ」を行いました (2016.9.21)
9月21日(水)に栄養教室「脂質異常症の方へ」を開催しました。
初めに、血管外科医の大場先生より、脂質異常症について分かり易く説明して頂きました。
『コレステロールや中性脂肪が増加すると、循環器系の疾患の割合が増加するため予防が大切である。しかしコレステロール・中性脂肪は低すぎても問題視される場合があり、変動する原因が違うため、正しい知識を持つことが大切である』と言った内容でした。
次に、管理栄養士の方から「脂質異常症の方へ」についてスライドを用いて説明しました。
脂質異常症とは、血液検査の悪玉コレステロール・善玉コレステロール・中性脂肪のいづれかが基準値外の状態にあることをいい、この状態が続くと血管が詰まりやすくなるため、心筋梗塞や脳梗塞の発症割合が増加します。
原因は体質もありますが、主に生活習慣が関わっています。食生活からの対策で、種類を考慮した脂の摂取、中性脂肪の上昇を防ぐために炭水化物・アルコールの過剰摂取を控える、野菜を目安量摂取すること挙げました。また、脂質異常対策で体重管理・運動の必要性も説明しました。
今回の試食は、2品用意しました。
「揚げ青魚のポン酢かけ」と「トマトサラダ」です。なお、トマトサラダはえごま油を用いました。
試食
揚げ青魚のポン酢かけ
トマトサラダ
今回参加していただいたみなさま、本当にありがとうございました。今後の栄養教室の予定は下記のとおりです。
- 10月13日(木)「免疫力を付けよう」
- 11月15日(火)「減塩のコツ」
- 12月15日(木)「肥満対策」
いずれも14:00~15:00に開催します。無料でどなたでもご自由に参加できます。(予約不要)