健診ではいろいろな検査結果の異常が指摘されますが、その中で心臓病に関係する検査異常を簡単にまとめてみました。
心筋梗塞・狭心症、弁膜症、不整脈、心不全などいろいろな病気のサインの事があります。
実際に健診異常で精密検査をし、心房細動のカテーテル治療、狭心症の冠動脈ステント治療、弁膜症・大動脈瘤の手術になった症例がかなりあります。
また、各種薬物治療を開始したり、定期的な検査のフォローアップとなるケースも多くあります。
一度、精密検査をされるのはどうでしょう。
♡心臓病に関係する検査異常
安静心電図
- 心筋梗塞、STT異常、左室肥大、右室肥大
- 心房細動、心室期外収縮、上室期外収縮の頻発・連発
- Ⅱ度・Ⅲ度房室ブロック、完全左脚ブロック、完全右脚ブロック + 左軸偏移
運動負荷心電図
- ST低下
- 重症不整脈
胸部レントゲン
- 心陰影拡大
- 異常な形
採血
- BNP 高値
症状
- 労作時胸痛、早朝の胸痛
- 労作時の息切れ増強
- 頻脈発作、意識消失
診察所見
- 心雑音
- 下肢浮腫
- 静脈瘤