栄養教室
第34回 栄養教室「減塩のコツ」を行いました (2015.10.20)

10月20日(火)に、栄養教室「減塩のコツ」を開催しました。

外山総長から最初の挨拶をしていただき、食塩と血圧の関係のミニレクチャーもありました。その次に管理栄養士から具体的な減塩の手法について話をしましたが、減塩というテーマだけあってたくさんの方にお越しいただきました。

様子

和食が多く食塩相当量の多い醤油や味噌などの調味料を多く使う日本人。実際に国民健康栄養調査の結果でも1日平均10g以上の食塩摂取をしており、その割合は調味料とその加工品(干物や漬物など)に寄与しているのが現状です。

そこで、調味料の選び方からかけ方、つけ方、加工品の使い方や食べ方を説明し、食塩過剰摂取につながる摂り方と抑えられる摂り方を提示しました。 減塩と言っても単に食塩量を減らせばいいという考えでは長続きしません。食塩は減らすのではなく、必要な量だけを上手に使う。といった考え方を基本に工夫していくことが毎日続けられるコツです。また、食塩相当量の少ない調味料や減塩調味量、加工品を上手に活用するのも減塩の大事な手法です。今回はそんな商品の一部紹介も含めて醤油やドレッシング、食塩など減塩のものをサンプルとして用意しました。

様子

最後には試食です。メニューは「鮭のホイル蒸し焼き」「胡瓜のたたき和え」です。

ホイル焼きは、アルミホイルを用いることで風味を逃すことなく薄味に調理することができます。

たたき和えは鰹節ととろろ昆布で和えることで醤油を一切使用していません。ですから食塩相当量は鮭0.3g/1人分 胡瓜0.15g/1人分と抑えてあります。

おいしい減塩調理を今後もご紹介していきたいと思います。

試食

料理
鮭のホイル蒸し焼き
料理
胡麻のたたき和え

栄養教室にご参加いただきありがとうございました。

今後の予定は下記のとおりです。

  • 11月18日(水)「糖尿病の食事」
  • 12月11日(金)「肥満対策」
  • 1月19日(火)「骨粗鬆症対策」
  • 2月17日(水)「脂質異常症の食事」

またのご参加を心よりお待ちしております。

戻る